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もしかして、不妊?医療の力を借りて妊活する前にやっておきたい4つのこと | Marbera
Marbera運営事務局
2022/11/04
もしかすると、不妊かも…?と頭をよぎったら、まずは何から始めますか?
「婦人科に行って検査を受けて、保険診療になったから不妊治療受ければ問題ないね。」そう思い動き出す方、
「本当に不妊症だったらどうしよう。婦人科なんて怖くていきたくない。」そう思い、悩み苦しんで動けない方もいると思います。
しかし、不妊検査、不妊治療を受ける前に、まずは自身やご家族で計画を立てることで、余計なストレスが軽減されます。
今回はその計画について4つ、お伝えしていきます。
1、夫婦の考えをしっかり話し合う
「赤ちゃんがほしい」そう思う気持ちは、お互い一緒だと思っていませんか?
結婚を意識した頃に、「子どもは、2人はほしいな。」「男の子と女の子一人ずつで最初は女の子。」なんて会話をしながら、お互いの気持ちを確かめ合いましたよね。
これからの未来に夢を描き、ワクワクドキドキ胸を高鳴らせながらお話をしていたのではないでしょうか。
もちろん、その気持ちはとっても大切で、夫婦としての絆の始まりです。
二人の愛が変わらないよう、ずっとその気持ちを持っていてほしいもの。
しかし、現実的な問題として「赤ちゃんがほしい」という思いがあれば、必ずしも二人のもとにやって来てくれるわけではありません。そこには現実的な問題として、年齢的なことが一番に関係してくるかもしれません。
二人にとっての「子どもを持つ意味、理由」を話し合いましょう。
10組の夫婦がいれば、10組ともその意味や理由は違うと思います。
例えば、「自分は一人っ子だから、少なくても子どもは二人欲しい」という考え方や、「名を絶やさぬよう男の子は必要」という方もいるでしょう。
お互いの気持ちを正直に話し、今後の2人の生活に「子ども」がどういう位置にいるのが望ましいのかを確認し合いましょう。
簡単にいうと、「どんなに大変な治療でも子どもは絶対ほしい」「治療は〇回までがんばってダメなら二人の生活」「治療してまで子どもは望まないので自然に任せる」など、具体的に考えた方がいいです。
もちろん、人の考えはずっと同じではないし、状況で変更せざるを得ない場合もあります。
その時々で変わることは当然ですし、変わってもいいのです。
その度に、カップル・夫婦会議を開いて、話し合っていける関係性を築いてほしいと思います。
まずはしっかりと向き合い、そこから次のステップを考えていく事をお勧めします。
2、不妊検査、治療はどこまでするかを決める
治療や検査については様々な方法があります。あなたの家庭の状況に合わせ「どうするのが一番良い」のかを考えましょう。
今、保険適用で不妊治療も受けやすくなったのは事実です。
例えば、これまで1回の体外受精(採卵まで)に約40~50万円はかかっていましたが、保険適用となり、約8~9万円くらいと、以前に比べると、かなり身近な治療となりました。(ART管理料、2~5個での採卵・受精・培養・胚凍結までで計算しております。)こちらには、卵巣刺激をするお薬代は入っておりませんので、もう少し追加料金はあります。
あなたの年齢による妊娠率も大事な治療選択のポイントですが、家庭の経済状況、共働きの方の場合、〇月は決算期ではないので仕事を休みやすいなど、仕事によっての特性もあるのではないでしょうか。
また、会社で休暇制度を使えるかどうかなども調べた上で、どの時期にするのか、どの治療までステップアップするのか、何回までするのかをある程度決めておくといいでしょう。
3、基本的な体のメンテナンスをする
お子さんを望んだ場合、先述した1,2と同時に、夫婦の体のメンテナンスをしましょう。
「毎年の健康診断では特に異常はないけど。」という方でも、実はBMI(体格指数)が肥満判定ギリギリの24.8だったり、逆に、17.8で痩せすぎという方もいらっしゃいます。
また、毎日の食事がコンビニやスーパーで買ってきたお惣菜という方も。
さらに仕事のストレス解消に、毎晩夜更かしをして映画鑑賞を趣味にされている方もです。
たまに、それらを利用することや、ストレス解消のひとつに実施するのは問題ありませんが、継続的にされることで、見えない異変が起きてくる可能性はあります。
体調を整えることは、卵子や精子という細胞を元気にし、妊娠しやすい土台作りです。
検査・治療と同時に生活習慣も整えていきましょう!
4、あたなに合った病院選びをする
不妊治療やクリニックの他に、女性の場合は婦人科ですし、男性の場合は泌尿器科になるのですが、全ての医師が不妊治療を得意としている訳ではありません。
日本では、日本生殖医学会の認定する生殖医療、いわゆる不妊治療を専門として認定を受けている医師、生殖医療専門医が全国におります。
病院だけではなく、ご自身でクリニックを開業されている医師もおります。
治療を受けようとしている方の全体をみて、自分で可能な治療を
患者さんと一緒に相談し、年齢や既往歴なども考慮しながら進めていきます。
過去に出会った方にこのような方がおりました。
通院した病院では、人工授精までしかできないことを知らず、勧められるまま治療を続けた結果、1年半くらい経過。
その後、高度生殖医療を勧められ転院。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査で卵巣予備能を確認しておらず、転院先で実施したところ、数値はすでに0代
緊急で高度生殖医療を実施するが、妊娠には至らず。
最先端の医療がすべてではありませんが、状況に応じて、もう少し早く転院を進めていれば、もしかしたら結果が違ったのでないかと悔やんだ記憶があります。
幸い保険適用になり、一般不妊治療においても計画書を作成して、ステップアップも適切な時期に提案していけるようになりました。
その辺も考慮しながら、あなたの年齢、提供している医療技術、通院しやすさ、相性などを考慮し病院を選んでいくといいでしょう。
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